“ベルイマン島にて”という映画を観ました。
映画監督の夫婦が脚本を描く為に、
フォーレ島に滞在をした数日間を記録した映画です。
その島は実在した映画監督”ベルイマン”が晩年過ごした島です。
途中から奥さんが書いた映画の脚本のストーリーと現実が重なり合い、
現実とフィクションの境目がなくなっていきます。
創作したものが物語の中で違うものを創作し、
さらにその創作の中のものがそこでまた新たなものを創作していく。
よく考えるとその登場人物の夫婦もフィクションで、
ベルイマンだけが実在した人物です。
“ソフィーの世界”という本でも感じた感覚です。
三面鏡の奥の奥にいる自分を見ているような感覚です。
映画のようなことが現実に起こっている今。
もうどんなことが現実で起こってもおかしくない今。
大切な人との時間を大切に過ごし、
そしてやるべきことをやっていきたいです。
本日も素敵な夜を。